以前働いていたキャバクラ店に出戻りする嬢って結構いる?

仕事をしていて、「(その仕事に)向いていない」と思ったり、仕事自体には適性があっても、その職場や会社になじめず、職場を変わることは、誰しもあるかと思います。
これは、正社員、アルバイト、パートといった分類に限らず起こりうることなのですが、風俗やキャバクラなどの業界でも、当然こういったことは起こります。
人は大概、目の前の出来事が気に入らなかったり、そのうえ気に入らない出来事に対する免疫がなかったりしたならば、「最悪の事態が起こった」と判断し、その場を離れようとする習性を持ち合わせているため、人材の流動性は、どの業種でも一定の割合で起こります。

しかし、転職や現場異動をしたあとに、さらに問題のある現場に出会ってしまって、結果的に「前のほうが良かった」と考えて、以前の職場に戻るようなことも、結構頻繁に見かけます。
こういった事象は、キャバクラでも見られることなのですが、「出戻りするキャバクラ嬢」の割合は、実際のところ、どれくらいなのでしょうか。

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キャバクラ嬢の流動性

お店の絶対数が多い

お酒まず、キャバクラ嬢の流動性について、つまり、「キャバ嬢がお店を変える頻度」について考えてみますと、結論からすると、「非常に高い」と言い切れる状況です。
なぜならば、1980年代から90年代にキャバクラが台頭し始めて以降、キャバクラ店の数は一定の割合で安定しており、キャバクラ店の絶対数は非常に多いまま推移しているからです。
なおかつ高収入であるがゆえに、「もっと報酬が高いところがあるのではないか」、さらにキャバクラ嬢に適正のある方なら、「よそのお店に移れば、もっと稼げるのではないか」と考える人も、(特に若年世代で)後を絶たないからです。
また、新宿歌舞伎町や六本木、すすきのや福岡の天神といった超有名な繁華街のキャバクラ然り、銀座の水商売の世界然りですが、上昇志向を持つ女性が多いことも、流動性が高い理由である、と考えられます。

実際、人気店のナンバーワン嬢ともなると、そのあたりの中堅企業の管理職などをはるかに上回る報酬を得ていることも少なくありませんので、運や実力があれば、それこそ「芸能人や女優並み」の報酬も期待することができる業種でもあります。
こういった、ある意味「市場論理が健全に働いている業種」においては、それなりに優秀な人材が積極的に異動し、業界全体の活性化をも生み出しているのです。

身バレやもめごとも理由

絶望 女性また、流動性が高まっている裏の理由として、「身バレ」と「もめごと」もあげることができます。

「身バレ」のほうは、文字通り友人や家族、彼氏などに、キャバクラで働いていることがバレてしまった場合に、完全にキャバクラ業界や水商売の世界から撤退してしまうかわりに、名前を変えたり写真を変えたりといったカモフラージュを施したうえで、別のお店に移籍するような場合も少なくありません。
また、同性である女性ばかりの職場ですから(もちろんスタッフはいるものの、キャバクラの世界において、経営者を除くと主役はキャバ嬢である女性です)、大なり小なりのもめごとは日常茶飯事です。
このような状況も、キャバクラ嬢の移籍に拍車をかけています。
狭いエリアの中で、とあるお店にいた嬢が、わずかの期間をおいて、別のお店にいるようなことは、まったくの「よくある光景」である、といえます。

身バレしたり、体調を崩したりして、キャバクラ勤めを辞めてしまうようなことも少なからずありますが、別のお店に移籍してキャバクラ嬢を続けるような例のほうが、圧倒的に多そうです。

常に求人が出ている

お店の絶対数が多いこともさることながら、先にお話ししたような事情で、女性の流動性も極めて高いため、お店側からすると、潰れたりしない限りは、ほぼ常に求人を出し続けることになります。
そのことも、さらに流動性を高めることになります。

キャバクラ業界は、この不景気な現況において、数少ない「活況を呈している業界」のひとつなのです。

最大の動機は「お金」

金の延べ棒昼職に移籍する人も多い

キャバクラ業界の景気が非常に良くて、しかも常に求人も出ている状況を見ると、大変優良な業界のようにも見えますが、とはいえキャバクラ業界は立派な水商売のひとつであり、精神的にも肉体的にも疲れて、「引退して昼の一般企業職に勤めよう」と考える女性も、一定の割合で存在しています。

これも求人が常に出ている大きな理由のひとつなのですが、しかし、キャバクラ嬢を辞めて、昼職に移籍した人が必ず通る道、それが「お金=報酬の問題」です。
「報酬の問題」を解決することができずに、昼職からキャバクラ嬢に出戻りするような方も、多く見られます。

圧倒的に異なる報酬

昼職からキャバクラ職に出戻る動機は、人それぞれ事情があってさまざまではありますが、多くの人があげる最大の動機が「お金」です。

昼職でも、残業や22時以降の作業に対する報酬は、昼間の報酬を何割か上回るのですが、キャバクラはそもそも夜の仕事であり、高級店でも22時に閉店することはまずないため、デフォルトの報酬だけでも、一般的な昼職を軽く上回ります。
しかも、容姿が良かったり気配りが抜群だったりすると、キャバクラや水商売全般(さらに風俗全般でもいえることです)でよく見られる「指名」や、キャバクラならではの「延長」など、追加報酬を得ることができる制度もたくさん設定されています。
こうした事情を考えると、昼職と比較して、圧倒的に高い報酬を得られる、つまりメリットが大きいわけです。
一度でもこの報酬を手にして、なおかつそれなりにキャバクラ嬢に対して適性があったりすると、もはや「戻らないようにする」ことのほうが難しい、ともいえます。

人が一度高い給料を手にして、生活レベルをあげてしまうと、元の水準に戻って平常心でいることは、非常に困難であることは、多くの事例が示しているとおりです。
昼職の給料の水準で生活していて、ふとキャバクラ店で働いていたころの生活水準を思い出したりしてしまうと、気が付けば元居たお店に面接に出かけてしまったり、電話してしまったりする、というのが、人間の性というものです。

出禁でない限りは出戻り可能

Okとはいえ昼職からキャバクラ店に戻る場合には、前提条件がないわけではありません。

それは、「キャバクラ店やキャバクラ業界で、問題を起こしていないこと」です。
キャバクラに限らず、とある業界やお店で問題を起こす、しかもその問題が非常に大きかったりする場合、大抵「出入り禁止(略称=出禁)」扱いとされてしまいます。
まあ、それほど大きくないトラブルであれば、出禁までいくことはないものの、出禁となるような大トラブルを抱えている場合には、業界やお店に出戻ることは、大変敷居が高く、ほぼ不可能であると考えて間違いありません。
逆に言えば、「出禁扱いにさえなっていなければ、いつでも出戻りは可能である」、ともいえます。

出ていった後に、古巣の職場の良さや、ありがたみがわかる、ということもありますし、勝手がわかっているという便利さもありますので、出戻りしてくる頻度も結構なものです。

まとめ

キャバ嬢を一度でも勤めたら、報酬の高さは嫌でも認識しますし、その後昼職に行っても、低い報酬に簡単に慣れることは、非常に困難です。
このため、業界に出戻る方は大変多く、さらに、「勝手知ったる」というところで、出禁にでもなっていない限りは、以前働いていたお店に出戻るようなケースも、少なくありません。

出戻りたいと考えている方は、躊躇するような事情はあまりない、と考えてよさそうです。

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